作業報告書(遊びと嘘)

遊びの記録。

阿婆擦れ sampling.子どもたちは夜と遊ぶ

中学んときに出会ったハズキの第一印象はシンプルに名前の響きだった。蓮に姫と書いてハズキという名前はインパクトがありすぎて顔面とのギャップはさらにありすぎて思わず笑けてしまって「え?蓮姫って、もしかして、八月生まれ?」と聞いたらほんとにそうだったらしく、「え?やっぱバレた?」とハズキは恥ずかしそうに笑ってたけど、なんかこっちまで恥ずかしくなってしまって、恥ずかし姫で恥姫、のほうが似合ってるよ、と思ったのが強く記憶に残っている。

ハズキはもうその当時とにかくただのクソガキだったのだ。ちんちくりんだし芋クサイし笑うとき変な声出ちゃうし女の子らしさってのがまったくなかったのだ。けどそんなこと、当然のことながら僕が思うよりも強く深くハズキ本人は自覚していたらしく、ハズキは中学の終わりごろからなんだか厭に身なりやら振る舞いやらに気を遣いだして小綺麗に女の子らしくなりだして、高校に入るとお人形さんみたいになったのだ。髪の毛をふわふわさせてまつ毛をくりくりさせて爪をキュアキュアさせて、どの女子よりもより女子らしくなってしまったのだ。僕はそんなハズキが嫌いで嫌いで仕方なかったんだけど、それはきっと僕が思春期ってて、そんな急に女になってしまったハズキとの接し方がわからなくなってしまったからなんだろうけど、当時の僕はそんなハズキとスパりと距離を置いた。ほんとは芋くさいダサ女のくせに見た目で誤魔化してチヤホヤされようと必死なハズキを嫌っていた。そんな僕だってモテたくて髪の毛先を遊ばせたりピアス開けたりしてたので同じなんだろうけど。ハズキのようにそこまで思いきれなかった、変身しきれなかった、というのがムカついていたのだろう。僕はハズキのことが大嫌いだった。

そんなんだったので高校時代のハズキとの思い出は何もない。そんときのクラスメイトに「おまえってハズキちゃんと仲良かったってほんまなん?」「幼なじみってなんなん!?めっちゃやらしいやん!」「ハズキちゃん紹介してーやー」とか言われてムカついてイライラしたぐらい。いやいや、だから、僕ももう接してないから。そんな、男子からの好感度抜群モテモテふわふわ系JKと童貞男子高校生に接点などあるはずないのだから。

月日は都合良くあっとゆう間に過ぎて高校を卒業した。その卒業式が終わった数十分後のこと。卒業式が終わり、高校生活最後のホームルームが終わり、みんな教室やら廊下やら中庭やらでだらだらと3年間の学園生活に思いを馳せていたとき。僕は声をかけられた。

「ちょっと。話あんねんけど」

と振り返ってみるとそこにはハズキがいた。なぜか、卒業式に似つかわしくない不機嫌そうな不服そうな顔で。数年ぶりに近距離で捉えたハズキは僕の記憶よりも遥かに小さかった。中学の頃は多少僕が大きいぐらいだったのに、今ではハズキの頭の先は僕の胸の辺りくらいまでしかない。ハズキは上目遣いながら、視線を泳がせながら言う。

「ちょっと、来てくれへん?」

そうして歩き出したハズキ。その後ろをついて歩く僕。周囲にいた同学年の奴らのなんか青春チックなラブコメ的な展開を期待するような視線。クソくらえ。僕をナメるな。僕だぞ。この僕の世界で、この僕に対してラブコメふっかけてくる奴なんて秒で殺してやる。そして僕はわかっている。何を隠そう僕はハズキの幼なじみなのだ。高校三年間、一切接点がなくとも。だから、ハズキの表情から、不穏な感情をヒシヒシと感じ取っていたのだ。

部活棟の階段にハズキは腰を下ろした。丁寧に、上品に、スカートが折れないように気を付けて、髪型を整えて、背筋を伸ばして、膝をそろえて。僕はその少し斜め前で壁にもたれて立ったままハズキの話を待った。ハズキは困っているような、泣くのを堪えているような目で僕を見て言った。

雄大から見てさ、私ってどうなん?」「え?何の話?話って、そんなことなん?」「そんなこととか言うなし」「そんなことやろ。くだらん」「なんか雄大、ここ数年、私のこと嫌ってるみたいやけど、なんでなん」「なんかムカつくねんおまえ見てたら」「ふふ。あんたほんまデリカシーとかないねんな。それがかっこいいとか思ってんの?」「別に。てゆーかほんまに何の話なん」「相談や相談。人生相談。まさか、告られるとでも思ってたん?」「人生相談って?」「私もう疲れた。やから、雄大、ちょっと、私をどうにかしてぇよ」

漠然。

どうにかして。

なんて漠然とした要求なんだろう。

だけど僕にはわかる。僕はハズキの幼なじみなのだ。彼女の求めることがわかるし彼女が何に疲れているのかがわかる。ハズキのその今にも泣きだしそうな顔を見ればわかる。幼なじみだから。泣き顔だって何度も見たことがある。

だからハズキだって、今このタイミングで、疎遠になりきっていた僕を選んだのだ。

ムカつくけれど、幼なじみとして僕はハズキをどうにかしなければいけないのだ。

そう考えたその瞬間、自分でも不思議だったけれど、きっと僕にとってハズキはこの世で最も大切にしなければいけない存在なんだろうという考えが頭をよぎり、曖昧にも、それこそ漠然と納得した。

僕は階段に腰掛けているハズキの正面に立ち、両手でハズキの頭を掴んだ。その小さな頭のサイズを確認するように何度か掴み直し、細かいふわふわの髪の毛を触る。柔らかくて綺麗な髪だった。ハズキは僕に頭をこねくり回されても何も文句を言わず、伏し目にしてじっと黙っている。毛繕いをされているネコのように。

「髪切れば?ボブにしてさ、ふわふわさせたらええやん。かわいい系じゃなくてさ、スタイリッシュな雰囲気にして」

ハズキはコクリと黙って頷く。

そのとき、僕の意識が僕から分離されていくのが判る。スポーツ選手でいうところのゾーン状態のような、意識と思考がまるで別次元で浮遊しているような、自分を第三者の視点で見えるような感覚。

誰かを守るってこういうことなんだろうと僕は思う。誰かを守るとき、守らなくちゃいけない、とか、守りたい、とか、そんなことはきっと頭の片隅にもよぎらなくて、脊髄反射的に瞬く間に守ってて、いつのまにか守らなければならない対象になってて、それは絶対で揺るぎないものなのだ。

世界と天秤にかけてもいいほどの尊さすら感じる。

もういっそ、今すぐ世界が終わればいい。

今のうちに、ひっそりと、世界が終わったあとの何も無い空間に僕とハズキを閉じ込めてくれればいい。




子どもたちは夜と遊ぶ

青くて高い空にあたたかいお日様、そこに心地好い風が吹いて小鳥のさえずりなんかが聞こえてきたりなんかしたら、ああ、希望に溢れてる、世の中ってステキ、私の未来は明るいな、って前向きな気持ちになったりもするけれど、ぶっちゃけ、それは嘘の私だと思う。偽りの私。ちょっと背伸びして周りに身の丈を合わせようと頑張っちゃってる私。それはきっと不安だからだ。え、私ってほんとにみんなと足並み揃えられてんの?って。そんな不安が心の奥の奥のほうにひっそりひんやりとあるけれど、ぽかぽか陽気のお天気の日にはそんな私だって、騙されて、前向きになっちゃったりもする。

だけどほんとに安心するのは夜だ。夜は私を包んでくれる。私の心の奥の奥のほうのひっそりひんやりしたものと同じ温度の冷ややかさが、私の肌を心地好く撫でてくれる。

そして高揚もする。夜が暗くて寂しいだなんて私は思ったことがない。夜は美しい。黒を背景に、あらゆる光がきらきら瞬いて、街の輪郭が色とりどりに浮かび上がって、夜露のフィルタでハイライトをあしらって。皆が寝静まったのを見計らったかのように人知れず静かに美しく装飾された街並みの、その奥ゆかしさが好きだ。私の心の奥の奥のひんやりしたものと同じ、ひっそり。私の不安もこんなにきらきら美しくあればな、と期待してしまう。

「夜ってなんか高まるよね」

彼が隣で言った。彼の言葉はいつも何かが足りない、と私は思う。何が高まるのだろう。なんかって、自分でもわかってないの?でも、私だってそうかもしれないし、それでいいのかもしれない。自分の感情って、はっきりわからないし、明確にしなくても漠然と感じたりもするから。だから、彼のそういう感情をそのまま言葉にしたような表現は、好きだ。

「きれいだね」

と、私を見ながら、ニコニコ嬉しそうにしながら彼は言った。私は警戒する。彼のことだ、どうせ私のことを言ってるんじゃない。夜の街のきらきらのことを言っているのだ。騙されちゃいけない。浮ついちゃいけない。

「あそこ見て。もくもく」

と彼が遠くを指さした。夜の黒い空に向かい、煙突から白い煙が立ち上る。

「なんかかっこいい。きれい」

その白い煙は夜の暗さに馴染まずに、白く、ふわふわゆらゆらきらきらと、たしかにきれいに見えた。

「あのもくもくの正体を暴きに行こう」

ってガキかよ、と私は思う。どっかの工場だって。海の方だし、夜間も動いてる工場なんでしょ。照明当たってるから明るいんだって煙も。と冷静な私と、夜の正体を暴きたいという冒険心に溢れる私がいた。

もくもくと、もやもやとした夜の謎。

誰にも知られず頑張る煙突は煙を吐く。

その白さがきらきらと美しく見える。

彼の無邪気な好奇心がその頑張りを暴こうとしている。

私の心の奥の奥の黙々とした不安も、彼なら暴きに来てくれるだろうか。

かっこいいね、きれいだよ、って、受け入れてくれるだろうか。




20200126

ブログを書くのを忘れてました。

ブログに書くほど衝撃的なことがなかったので。ただ、一月に入って起こりました。森博嗣さんのブログ、店主の雑駁が去年末でゆるりと終了してしまったことです。するりと。ぬるりと。で、他の場所で新しくブログを始めてるのかと探してみてもどうやらないようです。ミステリなのか?謎解きしたら新しいブログに辿り着けるのか?とも考えましたが、森博嗣さんがそんな謎を隠していて謎を解こうとしたところで自分には解けないだろうということで諦めました。個人的にはこのブログの終了は衝撃でしたけれど、まあ、いつか近々終わるものだろうという空気しかなかったので、当然といえば当然の流れでした。

プライベートなことで言えば、去年末には、今年はブランド立ち上げてYouTuberになって、二、三年後に仕事辞める!って、雇い主にも伝えていたんですけれど、年末にいろいろあり過ぎて、結局雇い主と協力していろいろ仕事していこうかなと思ってた矢先に自分に彼女ができて結婚の計画を立てて子供とか将来のことを考えた結果、まあ、彼女には迷惑かける結果にはなるだろうけど旦那がYouTuberなりたいとかいってるよりはマシかな、って状況です。

去年末に彼女ができて同棲してるのですが、そうなったらラジオを聴く時間がなくなった、というのが自分の生活での一番の変化でした。あんなに毎週毎日楽しみにしていた深夜ラジオなのに、聴けなくても全然ストレスになりません。最近聴いてないな、と思って意欲的に聴いてみたりもしますが、あまり面白くないな、と感じることが多くなりました。なるほど、自分はリア充になってしまったのか。今までは非リア充だから深夜ラジオのリア充達をいじってバカにしてディスって自分たちの非リア充な生活を自虐してってのが楽しかったのに、リア充になってしまうとそのノリがこんなにも楽しくなくなるものなのか、と新しい発見ができました。だから、知人たちに「深夜ラジオおもしろいよ」と教えても誰も興味を示さないのでしょう。一般人は深夜ラジオなんか聴かないのです。深夜ラジオなんか聴いてる人は、非リア充の暇を持て余した人間だけなのです。

それでも聴いてますけどね。DCガレージと、Creepy NutsオールナイトニッポンZEROと、霜降り明星オールナイトニッポンZEROは、毎週聴いてます。あと、菅田将暉三四郎は、ちょくちょく。佐久間さんのは完全に疎遠になっちゃいました。なんか悲しいような気もしますが。

で、Creepy Nutsのアルバムをとうとう聴いたんですけど、いや、衝撃です。

とりあえず、クリープショーと、よふかしのうたを全曲聴きましたが、すごいですね。全部好き。曲ももちろんいいですけど、歌詞がやっぱ強い。超タイプです。ぞっこんラブ、大好きです。




まだ結婚できない男第一話、スーパー考察ネタバレするけど安心してね。

完全にミステリ脳の自分はどんなドラマを観ていてもすぐにトリックを暴こうとしてしまう癖があって、こないだ大人気だったドラマ「あなたの番です」でも、三話目ぐらいで「犯人こいつ!!」と確定させて、みんなにネタバレしまくっていたぐらいです。

ちなみに、「あなたの番です」で自分が見事に推理した犯人はドクター山際。ドクター山際の首(?)が洗濯機の中から発見された瞬間、「死体入れ替えトリックだ!犯人ドクター山際だ!」ってビシッと名推理かましたんですけど、結局最終的な犯人は、ぜんっぜん山際ではありませんでした。つーか、そっから山際の気配すらありませんでした。

そんな的中率激低ネタバレ考察なので、どうせ当たらへんしと思いながら安心してご覧下さい。

「まだ結婚できない男」のまず最初のシーン。主人公の桑野が設計した家の地鎮祭をするところから物語が始まります。ここでいきなり、今回の「まだ結婚できない男」の重要なキーワードが飛び出します。

「将来的に離婚しても大丈夫な設計にしてある」

という旨のことを桑野が言います。

前作の「結婚できない男」では「キッチンを中心に考えた家づくり」を信条にしていた男だったのに。と、前作を観ていれば思うことでしょう。ショックを受けるでしょう。変わらない男桑野が変わってしまった、と。しかし大丈夫。桑野の偏屈さは健在です。

そして話は進みます。なんと、えいじくん(塚本くん)が独立して自分の会社を持っています。時の流れを感じますね。しかしまだ軌道には乗れていないらしく、桑野の事務所を間借りみたいな感じで、同じ空間で仕事をしています。

そしてえいじくんが、自分の会社の人間とご飯に行っている席でこんな話題があがります。

「桑野さんがむかし付き合っていた女の人はどんな人だったのか」

という話題です。そんな人がいたなんて信じられない、という話になるのですが、ここで衝撃の情報が。

「あ、その人こないだ有名人と結婚した人でしょ?」

ガーン。です。早坂先生(夏川結衣)が桑野以外の男とくっついちゃうなんて。考えられない!信じられない!!

ってことで、推理が弾けました。

いや、これはクサイぞ。だって、早坂先生ってワードがはっきりと出てきていないのです。これは単なるミスリード。桑野さんが過去に付き合っていた人=早坂先生≠有名人と結婚した人なのです。ここでの会話は当人同士の意思疎通の齟齬、アンジャッシュのコントばりのすれ違いなのです。

だって、桑野と早坂先生がくっつかない結婚できない男なんて許しません!!

てゆーか、有り得ません。そんなんやったら続編なんか作んなやって話なのです。前作、あんなにステキな終わり方しといて、続編始まったと思ったらもうとっくに破局してて早坂先生は他の男と結婚しちゃって桑野は一人ぼっちでクラシック聴いて指揮者気取ってって。

そんな悲しい話で誰も納得するはずないやーん。

つまり、早坂先生はまず結婚してません。桑野も、自分の口から「結婚してない」と言っていたので結婚してない可能性が高いですが、ここで引っかかってくるのは、冒頭の地鎮祭での桑野のセリフ。

「将来的に離婚しても大丈夫な設計の家」

桑野、早坂先生と同棲してなんかあったの?

元々家に人を入れるの嫌ってた人だもんね。そりゃあなんかあって当然だよね。

てなわけで、結論こうなります。

桑野は結婚してない。
早坂先生も結婚してない。
桑野と早坂先生は同棲まではいったけど、同棲というところで壁にぶつかって離れ離れになった。
そして桑野は、同じ家の中でも離れ離れな生活が出来る家の設計を考えている。
それは、やっぱり早坂先生のことを想っていて、結婚したいから。
です。

「まだ結婚できない男」の結末は、これじゃないと自分は納得できないなー。ないなー。





犯人は構成の福田!!

先日、Creepy NutsのDJ松永さんがDMCの世界大会で優勝しました。今のAIって凄いから、そういう、自分が興味のある記事はすぐに自分の元へ舞い込んできました。そして感動。おおー。DJ松永ほんまに世界一なってもーた。これはダースー(菅田将暉)ヤバいなー。完全に下克上やん。ってウキウキしながら月曜日の、菅田将暉オールナイトニッポンを聴いていたのですが、そのとき、自分の名探偵センサーがビビビ!って反応したのです、

あれ?なんかおかしくないか?と。

菅田将暉といえば日本を代表する若手俳優。カメレオン俳優と呼ばれるほど演技の幅は広く、日本アカデミー賞も受賞し、歌手活動でも完全に上手くいっちゃってる、人気実力共に超一流のスーパースター。The芸能人。

それと比べてのCreepy Nuts。不気味な金玉。ラッパーのR‐指定と言えば、お笑いコンビ見取り図の盛山のただのそっくりさんだし、DJ松永といえばただのサイコ童貞円盤チュクチュクチューンだし、とても菅田将暉と肩を並べるようなユニットではないのだ。

それなのにDJ松永が日本一になる直前に菅田将暉Creepy Nutsでの楽曲制作が決まり、そして日本一になり、まさかの世界一。そして菅田将暉のほうが格下かのような雰囲気に。

おかしいのだ。完全に。あたおかなのだ。

この流れは、上手く出来すぎているのだ。

あまり大きい声では言えないが、やらせ。いや、仕込み。違う、陰謀なのだ

この中に犯人がいる!

そう思った自分はここ最近聴いてきたラジオでの大きな出来事を起こしてみた。

DJ松永の世界一。その前に日本一。菅田将暉のライブでの幕間Vでのアルピー平子爆発。菅田将暉Creepy Nutsの楽曲制作。うしろシティ金子パワハラ疑惑。うしろシティ金子ヘビメタ編み物選手権世界一。令和の怪物うしろシティ金子爆誕。ゴッドタンラジオ芸人サミットでDJ松永とアルピー酒井奇跡の共演。アルピー平子加地さんと和解し4年ぶりのアメトーーク出演.........。

そう、このときである。このとき。佐久間宣行のオールナイトニッポン0に加地さんがゲスト出演してアルピー平子のことをケタくそにこき下ろした後の、アルコ&ピースのDCgarageで平子が放った言葉。

戦犯は佐久間

自分もそう思う。佐久間さんはラジオ業界を掻き回し過ぎている。しかし、事件をもっと遡って考えたほうがいい。そもそもおかしいのは、テレ東の局員がオールナイトニッポンなんかやっちゃってること。そしてそのきっかけは、アルコ&ピースオールナイトニッポンで佐久間さんが毎週のようにいじられまくりブースに乱入してきたということ。

そう。

そのときもう既に陰謀は始まっていたのだ

これら全てに関わる人物。それが構成の福ちゃんなのだ。

福ちゃんが現在担当している番組は、三四郎オールナイトニッポン菅田将暉オールナイトニッポン、佐久間宣行のオールナイトニッポン0、Creepy Nutsオールナイトニッポン0、そして、アルコ&ピースDCgarage。

そう、全ての出来事は番組の構成を担う彼の計算通りと言わざるを得ないのだ。

菅田将暉Creepy Nutsを組ませて楽曲制作に繋げたのも、アルコ&ピース菅田将暉を繋げた(アルピー酒井は福ちゃんのせいで、プライベートで菅田三兄弟とUSJに行っている)のも、うしろシティにヘビメタ編み物選手権を促させたアルコ&ピースを裏で操っていたのも、佐久間宣行のオールナイトニッポン0に加地さんを呼ぶという意味不な企画を通させたのも、アルピー酒井とDJ松永のビーフ終結させたのも。

佐久間宣行のせいで荒れまくっていると思われていたラジオ業界だったが、佐久間宣行はただのマリオネット佐久間宣行を裏で糸を引いていたのは福ちゃん。

全ては構成作家福田卓也の企みなのだ

福ちゃんは、テレビ業界(主に深夜のテレ東)の雇用を牛耳る佐久間宣行に目をつけた。奴を使えばラジオ業界を支配出来ると考えたのだ。そして動き出したのはなんと、今から遡ること6年前、アルコ&ピースオールナイトニッポン0時代のこと。MCであるアルコ&ピースとリスナーを誘導し佐久間宣行をいじり倒すことでブース誘き寄せることに成功。そうすることでアルコ&ピースと佐久間宣行と自分との繋がりを作っておき、それからはじっくり時間をかけて、地盤を固め、そして今年になってとうとう佐久間宣行のオールナイトニッポン0を始めさせたのだ。

構成作家福田卓也は裏でラジオ業界を操るフィクサーなのだ

おそらく近いうちに、彼はラジオ業界にとんでもない革命を起こすことだろう。

彼の暗躍はまだまだ止まらないーー。




てなわけで、気付けば福田さんの担当してる番組ばっか聴いてたって話でした。

つーか本気で福田さんのセンスに惚れてるので、そのうち、福田さんに企画書を送ろうかなと考えました。

企画書はラブレターなので。

最近自身に変化が起きていて、来年ブランドを立ち上げることを決めました。とうとうです。つまりけっこう忙しくなるのですが、早ければ来年、最悪再来年には福田さんに企画書を送ってアプローチを掛けられたらな、と思います。






セブンスター

七夕の日だけは、セブンスターを吸うことにしています。



そして今日、「最近なんかえらい感傷にふけってまうねん」って女の子と話しました。「ああ、ここで元カレとこんな話したなぁ」とか「ああ、この道元カレとよく歩いてたなぁ」とか、思っちゃうねん、と。まあ、二十歳そこそこの女の子なのでそういう年頃なんじゃないのって話なんですけど、そういう感覚は自分からすると羨ましくもあるものなのです。だから、「いいやん、そういうの」と、肯定しておきました。今カレへの罪悪感的なのを抱いてそうな複雑そうな顔をしていたのもあるので。自分にしては珍しく、優しめの言葉をかけてあげました。

なんてことはないのです。そんなやりとりに。何もない、なんてことのない日常の一片なのですけれど、そういう、なんてことない、ということが、今までの自分には欠けていたことだったな、と自覚しました。相手の気持ちを察しようとすること。相手の気持ちに寄り添うこと。気持ちをトレースしようとすること。理解しようとすること。

すると、あれ?と思いました。そういえば、自分も最近、変に感傷的になったことがあったな、と思い出しましたが、その内容まではなかなか思い出せず、感傷的になったというインパクトだけが胸の中でモヤモヤして、結局思い出せませんでした。これは自分の記憶力の悪さのせいです。

七夕の日にセブンスターを吸うという自分ルールもそうです。毎年恒例のことなので続けてはいますが、今では何のために、何を想って始めたのかすらも覚えていませんし、今年に関しては、吸い慣れていないタバコを吸っているせいでイライラすらしました。

って、文字を書いていたら思い出しました。ああ、感傷的になったこと、これだったな、と。


この歌聴いて、ちょっと泣いたのです。うわー、めっちゃ思春期ーって。思春期の子供ってのはほんとに謎で、なんでそんなことすんのってことをします。行動マジ意味不。そんなんしてなんの意味があるのか。なんの得があるのか。実はそんなもん、本人すらわかってないし、意味とか得とかそんなんじゃないのです。そんなん考えてられる余裕なんてないのです。考えても考えても追いつかないほどの情報と感情に気が狂いそうになのを必死にもがき耐えているのです。

そんな子供にとって、ダメ、やら、いけません、と言われることは苦痛でしかなく、逃げ場だって必要なのです。

大人がちゃんと逃げ場を作ってあげなければ、子供は間違った場所に逃げてしまうのかもしれません。

この歌を聴いて泣けたから、自分は、感傷的になって罪悪感を抱いてそうな女の子に優しくできたのかもしんないな、と思うと、自分もちょっとは大人になれたのかな、と感じました。

底辺過ぎる、些細すぎる、なんてことないことですが。

もっと大人に、もっと優しくなりたいもんです。



「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか」を実写で観るか?アニメで観るか?

Amazonプライムビデオで「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」が配信されてたので観ました。

まあ、去年辺りあんだけCM打ってたし主題歌米津くん&DAOKOだし、原作岩井俊二だし、製作シャフトだし。
全方向から攻めてみました、って感じ。
まあ無敵なんですけど。

個人的には実写版の打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?は大好きなので、観ようとは思ってました。映画館は行きませんでしたけど。なぜなら相手がいないからです。別に悲しくなんかないですけど。
そしてシャフトも大好き。米津くんも大好き。広瀬すずの声も大好きだし、菅田将暉のラジオも毎週聴いてます。大好きで埋め尽くされたこのアニメ版打ち上げ花火、絶対観るぞ!と思ってました。映画館は行きませんでしたけど。案の定相手がいねえからです。ほっとけ。

てなわけで感想、ネタバレします。たぶん。気にしてないので。

最初の半分くらいはヨダレ垂らしながら観てました。面白くなさすぎて。全然気持ち入らなくて。なんなんこれ、あれ?この登場人物たちの年齢設定って中学生なの?高校生?でも話的に高校生は無理あるから中学生でしょ。でもヒロイン紺ソックス穿いてるってことは高校生?え?わかんない。まあいいけど。ダメだけど。えー。もう奥菜恵見たい。あの実写版の超絶かわいい奥菜恵見たい。
って思いながら話の中盤くらいまで来て、駆け落ちしようとするヒロインのなずながお母さんに捕まって叱られて「やーめーてー!やーめーてーよー!はーなーしーてーよー!」とか急にガキっぽくなってもう聞いてらんない見てらんない!って思ってたらキラキラした玉投げてタイムリープ!ゲロ吐きそうになりました。時をかける少女かよ。そんなわかりやすくタイムリープしちゃったら何の情緒も美しさもねーよ。ダメだこれ全然集中できない。
って半ゲロでまた同じようなシーンに突入。でも今度はさっきの過ちを犯しません。でも結局またなずなはお母さんに捕まって叱られて「やーめーてー!やーめーてーよー!はーなーしーてーよー!たーすーけーてーよー!のりみちくーん!」ってこれ怖いんだよ。この言い方。広瀬すずヒス上手!って震えるんですが、このあと結局横から花火を観るのです。だけどその花火がなんと、へらべったい花火だったのです。そしてそんとき主人公ののりみちが言います。

「こんな世界あるわけない」

自分はこのとき、「お?」と思いました。

花火がへらべったいわけがない。そんなこと、いくらなんでも、主人公たちの年齢になれば、わかっていることです。主人公ののりみちだって、花火が丸いかへらべったいか論争のとき、ピンと来ていないような曖昧な素振りをしていましたが、花火が丸いことぐらいわかっているのです。わかっていたのです。横から観た花火がへらべったい世界なんかあるわけがない。大好きななずなが「やーめーてー!やーめーてーよー!はーなーしーてーよー!たーすーけーてーよー!のりみちくーん!」とかヒスを起こす世界なんかあるわけがない。あってはならない。そんな世界、やり直すしかない。

てなわけでまたキラキラボールの登場です。

お母さんに捕まらない世界へ。

またやり直しです。今度はお母さんに捕まりませんでしたが、見つかりはします。友達にも見つかります。そんでなずなとのりみちは逃げて逃げて、逃げた先で花火を観ます。変な花火です。よくわかんないです。変な花火とかしかいいようがない、変な花火です。なずなはそれを綺麗と言います。のりみちは変だと言います。こんな世界おかしいと言います。しかしなずなは言います。

「どっちでもいいよ」

「丸くてもひらべったくてもこんな変な形でも、のりみちくんと2人でいられるなら、そんなのどっちでもいいよ」

なるほど。と自分は思いました。だけどその直後、2人を追いかけてきた友達やお母さんが追いつきます。2人でいられなくなりました。そしたらのりみちはまたキラキラボールです。2人きりになれる世界へ。なんだそれ。

そして2人はさらに変な世界へ行きます。あらゆるものに模様のフィルタがかけられてるような、明らかにおかしい世界です。そしてなずなは言います。

「世の中、私の知らないことが、まだまだあるのーう」

この言い方ちょーかわいいんですけど!すずちゃん!この言い方、ちょーかわいいんですけど、それ以上に、今までのキャラと違い過ぎててビックリなんですけど!え?今までそんなキャラちゃうかったやん!?世界だけじゃなくて頭までおかしくなっちゃたん!?

そしてラストシーン、夏休みが終わって新学期に入って、のりみちがいなくなって、なずな(花)のアップでジ・エンド。

って話です。

え?のりみちいなくなっちゃったの?

世の中、私の知らないことが、まだまだあるのーう。

で、実はこの映画、1回観終わって、次の日、もう1回観直したのです。前半死にながら観てたので、ちゃんと観よう、と思って。もしかしたらとても面白いかもしれないと思って。でももう1回観て、そんなに面白くはない、という結論に至りました。

まあ、個人的な趣向の問題です。

好きな子が「やーめーてー!やーめーてーよー!はーなーしーてーよー!たーすーけーてーよー!のりみちくーん!」とかいう世界なんかあるわけがない→好きな子を泣かせたくない→自分が選択さえ間違えなければ好きな子を泣かせることはない。ということは、ふたりきりの世界を創ることでも、今夜だけでもふたりきりでいれたらそれでいいということでもありません。まったく違うし、別物です。最後のシーンもおかしい。もし、なずなが転校してしまったエンディングなのだとしたら、のりみちは学校に来ていなければおかしいし(なずなロスで学校休むとかいうメンヘラ的なのはもっとおかしい。今夜だけでもふたりきりで過ごしたいと願い、それは叶ったはずだから)、のりみちもなずなもふたりきりの世界へ飛んじゃいました!はもっとおかしいし。

でも世の中、私の知らないことことなんて、まだまだあるからのーう。

このアニメ版を観た人はぜひ実写版も観て欲しいです。小学六年生の男の子と女の子のアンバランスさがとてもむず痒く、美しい心地で観れます。

そして奥菜恵すげーえろい。

いやこれ小六ちゃうやろ、ってなります。

最後に言い訳ってゆーか保身なんですけど、
このブログ記事のタイトル、「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか」を実写で観るか?アニメで観るか?にしちゃったんですけど、まず誰かどっかで言ってるだろうし何番煎じになるんだろって冷静に考えたら結構恥ずかしいです。